【赤坂ドリブンズ】魔法使い園田が魅せたスーパーマジック!

2018年から開催された”大和証券Mリーグ”。そしてその初代Mリーグ王者【赤坂ドリブンズ】のメンバーとして一躍有名となったのが園田賢だ。園田はこれまでタイトルを制したことがないので知らない人もたくさんいただろう。しかしこのMリーグを皮切りに【園田マジック】と呼ばれる彼の柔軟でまるで魔法のような麻雀に虜になったファンは少なくない。今回はそんな園田のリーグ戦のある1局に魔法がかかったので紹介したいと思う。

その局というのが最高位戦Aリーグの第二節。

第一節の成績がこちら。

まずは一節をプラスで終え好調なスタートを切る。

そして続く第二節。対局者は新井啓文、斎藤敬輔、嶋村俊幸。トップ目で迎えた東4局に

園田の巧さが光る。手牌が思うように進まず四苦八苦しているところへ新井からの先制リーチ。

ドラの5mを先切りしての嵌2m待ち。放銃すれば跳満の手だ。そのリーチを受けての園田の手牌がこちら。

安全牌が5mしかなく苦しい手牌素直にイーシャンテンに受けるなら2sだが河も派手で何やら手役が絡んでそうな気配。なので園田は受け気味の5m切り。しかし次巡、完全に手詰まりとなる。

解説の土田も河野も2m以外切る牌がないと言っている。私が選ぶとしても2mだ。確かに手役があるとしたら下の三色が濃く、2mは危険牌。しかし濃いとは言ってもまだ不確定。

135mの形ならドラを普通引っ張るだろうということもあり、無筋を切るほどの理由が見当たらない。誰もが園田の放銃をを予想した中園田が切ったのは

なんと6p。これには解説の二人も驚嘆。いや、この局を見てた誰もが驚いただろう。確かに河的にタンピン系の手ではなさそうで、6pで当たっても安いことの方が多そうだ。しかしまさかここから無筋を切るとは考えつかなかった手順だ。そして手は進み1mプッシュ。

2mも三枚見え、三色で当たるなら1mの方が確率は少なそうというところだろう。

その押しの成果もあり園田がとうとう新井に追いつく。

2sも通し、5200の聴牌。おそらくほとんどの打ち手がこの聴牌にたどり着いていないだろう。なんなら私は2mで放銃している。この勝負の行方は終盤までもつれ込んだ。

2pも通し、残り数巡。そして最後の巡目に聴牌をとった斎藤の手から零れた牌を

この勝負は自分の読みを信じ切った園田の勝ちとなった。こういったなかなか真似できないあがりや手順を踏むのが園田マジックと言われる所以なのかもしれない。